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  • 2023年3月17日
  • 聴覚

トウキョウ建築コレクションにて審査員賞受賞

建築系の23年生がチームで挑んだトウキョウ建築コレクションプロジェクト展にて、見事審査員賞を受賞しました。

当コンペは、全国の建築学系の研究室及び学生団体が取り組んだ研究やプロジェクトについてのコンペであり、今回は17点の応募があったようです。39日、代官山ヒルサイドフォーラムにて、ポスターセッション形式で公開審査が行われ、このうち5点が受賞作品として選定され、見事そのうちの1点として審査員賞「綿引賞」を受賞しました。

応募した内容は、2021年、2022年と2年間にわたって取り組んできた、産業技術学部の食堂改善プロジェクトの一連の成果を取りまとめたものです。『Cafeteria for the Deaf』と題して、聴覚障害者がマジョリティーの大学だからこそ、生まれたアイデア、"聴こえにくさを解消する"のではなく、"聴覚障害者特有の行動や感覚を活かす"デザインをコンセプトに進めたものです。

審査員の方からは、「インクルーシブの流れの中で重要な発見だと思っている。障害があるからこそできる設計というものがどんどん広まると、実は健常者にとってもの優しい設計になっていくのではないかな。そういうプロジェクトがこのコンペに出てきたということを評価したいし、何か少しでも住みやすくしていく大きなきっかけがここにあるのではないかなと思いました。」とのコメントをいただきました。

プロジェクトリーダーとして、審査でプレゼンテーションをした宇山日和さん(支援技術学コース福祉住環境学領域3年生)は「今回、受賞できたのは先生方や同期、後輩たちの助けもあってのことだと思っています。感謝の気持ちを忘れずにこれからも邁進して参ります。」と受賞コメントを残してくれました。本当におめでとうございました。

なお、本プロジェクトの詳細は、建築系HPに掲載しております。ぜひご覧ください。

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(産業技術学部産業情報学科 梅本 舞子/2023年3月17日)